みなさん、こういった経験はないでしょうか。
郵便物の中身間違いや宛名不良、またはまだ出す予定のなかった郵便物をポストに投函したあとに気づいてしまったという経験。
あまり郵便物を出さない、または1回に1通くらいしか出さないという方はあまりこういった経験はないかもしれませんが、例えば仕事場で一気に郵便物を出す機会があったりすると少なからずこういった経験があるかもしれません。
というか、ありました。事務員、郵便物を投函するのも仕事のひとつ。
やる時はやります(やらないで)。
ということで、今回はポストに投函した後の郵便物を取り戻す方法をまとめます。
①集荷される前の郵便物を取り戻す場合
まずは自分の郵便物の状況を確認します。
自分が郵便物を投函したポストの集荷時間を見てみましょう。
[例]午前9:00に出した郵便物を、郵便物を投函したポストの集荷時間の午前10:30までに郵便局に問い合わせた場合
↓
まだ集荷/発送をされていないため、ほぼほぼセーフです。
ポストを開けてもらったり中身を探るのは盗難を疑われるためNGです。
まずは、間違えたものを入れてしまった郵便ポストに書かれている取集担当郵便局に電話しましょう。
ポストの近所の郵便局ではありません。
弊社海老江5-5-7の付近のポストに投函した場合、大阪北郵便局に電話をします。
その際に、
・何時ごろ投函したか
・発送元/発送先
・郵便物の特徴(色、大きさなど)
・投函したポストのポスト番号(ポストに記載されています)
などを伝えてください。
特徴は多ければ多いほど郵便局の方で特定がしやすくなるのでできるだけ詳しくお伝えください。
郵便物が発見されると郵便局から連絡が来ます。
引き取りに行く際は郵便物を出した本人という証明が必要になるため、個人で出したものであれば公的身分証明書(免許証やマイナンバーカードなど)、法人で出したものであれば会社に在籍していることがわかる名刺や社会保険証を持っていきましょう。
他、印鑑も持っていくようにしてください。
本人確認書類がないと郵便物は受け取れません。
また、この場合の郵便物は会社に送り返してもらう、近所の郵便局に転送してもらうなどはできず、取集担当郵便局に直接赴いて本人確認をしてからの受け取りになります。
いたずらや間違い防止のため、ご注意ください。
ちなみに、ゆうパックなど追跡番号が付いている郵便物も手数料なしで取り戻し請求を行えます。
②すでに集荷された郵便物を取り戻す場合
さて、発送前であれば追加料金なしで郵便局にて受け取れますが、発送後だと郵便窓口に書類を提出し、手数料を支払って郵便物を回収する必要があります。
配達局窓口で請求する場合は410円、その他の場所では570円がかかります。
高い!と思うかもしれませんが、膨大な数の郵便物から探してもらう手間を考えると致し方ありません…。
支払いは現金以外に切手も利用できます。
まず、郵便は回収された時点ですぐに仕分けされていくためできるだけ早く郵便窓口に取り戻し請求をしに行ってください。
窓口にて取り戻し請求の用紙を記入します。
1通につき1枚記入します。
こちらの用紙にも下記を記入します。
・何時ごろ投函したか
・発送元/発送先
・郵便物の特徴(色、大きさなど)
そしてここでも郵便物を出した本人という証明が必要になるため、個人で出したものであれば公的身分証明書(免許証やマイナンバーカードなど)、法人で出したものであれば会社に在籍していることがわかる名刺や社会保険証を持っていきましょう。
他、印鑑も持っていくようにしてください。
無事に発見されれば後日郵便物が返送されてきます。
発送先の担当郵便局から確認の電話がかかってくる場合もあります。
最後に注意点
いずれの場合も、再度差し出す際の郵便料金は別途必要です。
また、100%取り戻し請求が成功するわけではありません。
大阪から大阪など、すぐに郵便物が届く距離の場合は取り戻し請求が間に合わない可能性があるため、郵便物の不備に気づいた時点ですぐに取り戻し請求に向かう必要があります。
…ということで、ポスト投函後の郵便物の取り戻しはけっこう手間がかかります。
日頃から注意して郵便物を出して、こうならないようにしたいですね。
終わり