いろいろな、色の世界。

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獣の呼吸!漆ノ型!!空間識覚!!!
は、伊之助にお任せするとして、今回ikkoshaチープデザイナーほんださすけがお送りするのは、“色覚”についてのお話となります。
(そろそろ、鬼滅ネタをブログの枕にするのは止めないとなー。今度はセーラームーンにしようかなー。)


色覚とは?

Wikipediaによると「光のスペクトルによっておこる視覚の質的差」とありますが、わかりやすくいうと「色を識別する感覚」のことです。
この色覚というものには、

1. C型色覚
2. P型色覚
3. D型色覚


という3つのタイプがあり、それぞれ見えてる色が違います。
その違いを
1月のカレンダーで見ていきましょう。
こうして改めてカレンダーを見ると、今年ももう24分の1くらい過ぎてしまいましたね。。。


各色覚タイプの色の見え方の違い

C型色覚の見え方

↑こちらがC型色覚の見え方です。
赤は赤、青は青、黒は黒。に見えます。
日本人のだいたい9割は、このC型色覚の持ち主です。

D型色覚の見え方

↑こちらがD型色覚の見え方です。
C型と比べて、黒以外の色がくすんで見えます。

P型色覚の見え方

↑続いてP型色覚の見え方です。
D型よりさらに赤がくすんで見えて、パッと見『どれが休日か』がわからなくなってしまっています。

このように、素早い情報伝達のためのデザイン・配色のはずが、見る人によってはわかりづらいものになってしまっている。というケースも決して少なくありません。


いろんな色の世界に同じ情報を伝える工夫

では、3つのタイプの色覚の持ち主に、きちんと同じ情報を伝えるためにはどうすれば良いのか?
を意識した“工夫”が、下のカレンダーとなります。
休日を赤文字にするのではなく、休日の枠に赤をプロットしてみました。
これだけで、各タイプの色覚の見え方が大きく変わります。


C型色覚の見え方

↑文字色の時よりもさらに休日が強調されて、休みが待ち遠しい人にとってサイコーなカレンダーですね(笑)

D型/P型色覚の見え方

↑いかがでしょうか?色文字の時に比べて、「平日」と「土曜日」と「日・祝」の区別がハッキリしたと思いませんか?
これは、『色で伝わりにくいなら、カタチで伝える。』という考え方による手法です。


さいごに

このように、『どの色覚の持ち主にも、同じ情報を伝えるために工夫されたデザイン』をCUD(カラーユニバーサルデザイン)と言います。
実はこのCUDの考え方を元にデザインされたものは、

信号機
テレビのリモコン
駅構内案内図  など

屋内・屋外・平面・立体問わず、身の回りにたくさんあります。


依然としてSTAY HOMEが続く中ではありますが、ぜひ身の回りのCUDをみなさんも探してみてください。




この記事を書いた人

ほんだ さすけPROFILE
できること:
悪いようにはいたしません。

自己紹介文:
チープデザイナー、四十路まっしぐら一児の父。
2000年9月からikkoshaにジョインし、ワークとライフのバランスがわからないまま、あれよあれよと社歴20年以上。
ロゴ制作が好きです。というよりも、ロゴ制作の過程で『お相手の想いに触れられる』ことが好きです。もちろん、チラシやポスター、パンフレットも好きですが、8P以上のページものになると集中力が持続できないので、すぐ周りの人を巻き込もうとします。
最近では、サイトページのデザインレイアウトもやっていますが、コーディングは社内や社外のコーダーさんに任せています。
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