InDesignの「相互参照形式」って何? 実際に使ってみた

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

こんにちは、「トリセツ」担当のマルです。

さて、かなり前ですが「InDesignを使った参照ページ自動リンクについて」という記事を書いたことがありました。

つい先日、制作部の中でInDesignの機能についてレクチャーする機会があったのですが、この記事の中で煩雑になるため省略していた内容があることに思い当たりました。
実際にこの記事を見ながら作業すると、とある工程が抜けているために、知識がないと疑問が生じる内容となっていました。
そこで、補足として今回の記事を書くことにしました。

今回ご紹介するのは、InDesignの「相互参照形式」についてです。

相互参照機能についての基本的な解説については、前回の記事も併せてご参照ください。
相互参照機能で生成されたこのテキスト【8ページの「本製品の使いかた」】(赤枠で囲まれている部分)は、リンク先のテキストやページ番号に応じて自動生成されたものです。
こういった、自動生成されるテキストの内容を制御しているのが「相互参照形式」です。
相互参照が設定されたテキストを選択すると、「相互参照」ウィンドウの中で該当する相互参照リンクがハイライトされます。
ここで、「相互参照」ウィンドウのハイライトされた部分をダブルクリックすることで、相互参照の内容を編集することができます。
「相互参照形式」の表記されている部分のブルダウンメニューからは、既に設定されている相互参照形式の中から、形式を選択することができます。
「相互参照形式」表記の右側にある鉛筆アイコンをクリックすると、相互参照形式を新規で作ったり、既にある形式を変更することができます。編集方法はHTMLの「タグ」と似た感じで、文章の中に< >で囲った特定の要素を入れ込んでいくことで、自由に相互参照形式を設定することが可能です。
デフォルトでこのようにいくつかの形式が設定されていますが、これらの形式は任意に編集したり、新しく作ったりとカスタマイズすることも可能です。

具体的には、任意の文章に、下記のように参照先の内容によって変更される要素を入れ込んでいくことが可能です。

<pageNum />→ページ番号
<fullPara/>→段落全体
<txtAnchrName/>→テキストアンカー名

という感じで、可変の要素は<>で囲った特定のタグで入れていきます。
「相互参照形式」→「定義」ウィンドウ右上のプラスマークをクリックで任意の要素を入れることができます。
同様に右下の「@」アイコンをクリックすると、任意の記号を入れることができます。

たとえば、「ページ番号」+「ページ」であれば、「定義」のところに
<pageNum />ページ
となります。
これをページ番号のみにしたい場合、「ページ」を削除して
<pageNum />
のみにすればOKです。
これを応用して、今回は「もくじ」という相互参照形式を作りました。

<fullPara /><cs name="もくじ…" >^y</cs><pageNum />
これは、

「段落テキスト全体」+
「『もくじ…』という文字スタイルを適用したタブ」+
「ページ番号」

という構成になっています。
段落テキストとページ番号2つの要素が相互参照になっているため、参照先が変わったときにアラートが出て、任意のタイミングに更新することが可能です。

今回はかなり前のブログを補足する内容になりました。今後も、以前の内容に足りない部分があれば、随時書き足していきたいと思います。

この記事を書いた人

マルPROFILE
2005年、一向社に入社。
15年くらい、おもにSHARPさんの液晶テレビ「AQUOS」の取扱説明書(以下「トリセツ」)を作っています。

・Acrobat(PDF)で、トリセツの原稿を作ります。
・InDesignで、紙トリセツのデータ編集をします。
・Dreamweaverで、電子トリセツ(HTML)のデータ編集をします。
・Illustratorで、トリセツに掲載するテクニカルイラストを描きます。
・トリセツの内容を、隅から隅まで校正します。

特技はマラソンで、昔は頑張ってましたが最近はあんまり走れてません…。
趣味は音楽、好きなバンドはナンバーガールです。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ人は、こちらの記事も読んでいます。