「事件です!!」ある心療内科クリニックのサイトが突然バズった!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

事故前1カ月と事故後1カ月のサマリーを確認していたところ、そのタイミングを機にアクセス数が大きく変わっていました。

アクセス解析をレポートしているサイトのため、月に1回のチェックはしていますが、常時チェックをしているわけではなく、突然サーバがストップする事故があったことを大阪の診療クリニックのオーナー先生から連絡をいただき、応急調査に当たりました。
結果的には何らかの原因でサーバが停止し、リセットで復旧しました。
詳しい原因が知りたいと思っても、経過など事故直後にはわからないこともあるので、1カ月後に事故前1カ月と事故後1カ月のサマリーを確認していたところ、そのタイミングを機にアクセス数が大きく変わっていました。

何で「バズった」のか?アナリティクスで詳細を調べてみました。

これはもらい事故というか事件でした。

事件前と事件後では3倍程の数値に変化ていました。

事件前と事件後のGoogle検索の「検索クエリ」を見たところ『強迫性障害』という心療内科でしか扱わない病気名の検索にヒットして復旧以後に増えていることがわかりました。さらに地域を見たところ、通常[大阪:それ以外]で事件前は[2:3]ぐらいだったのが、事件後は[1:15]ぐらいになっていて、日本全国から集中していました。
ということで、おそらく9月26に「強迫性障害」で検索してヒットした数が急激に増えたせいでサーバーがダウンしたのではないかと推測して報告しました。

クリニックのサイト内に病気解説というコンテンツがあり、「強迫性障害」のページが上位に上がっていることも確認できました。

検索される何があったかを調べたら、9月23日にニューヨークで開かれた「国連気候行動サミット」に出席し国連で演説して話題になった、スウェーデンの環境活動家の少女グレタ・トゥーンベリさんが「アスペルガーと強迫性障害であった」というYahoo!ニュースの記事が9月26日付けでありました。
単に病気をネガティブに扱った記事ではなく『アスペルガーは私の誇り→』というタイトルの記事の中に「強迫性障害」という表現が出ていました。アスペルガーは比較的有名なのでネット上に説明はたくさんありますが、強迫性障害の説明が少なく、検索にヒットして上位に上がったようです。

こちらのクリニックはその1年ほど前にアクセスを伸ばすためのSEO対策として“広告を出すという手段以外”での施策のご相談を受け、同じエリアにある同科のクリニックの分析などをして結果を報告しました。
そこで、タイトル、キーワード、デスクリプションの見直しとブログの開設を行いました。

同時に先生がご自身で全国の同科クリニックの特徴を調査された結果、「病気説明を入れているところがいいように思う」ということをご説明いただきました。
そこで、サイト内に新しいコンテンツとして病気解説を入れることをご指導いただき、今回その効果が出たと言えます。
もし、このキーワードがなかったらこのような偶然の出来事で上位には上がっていませんでした。

いわゆる「バズっ」てもおかしくない設定はしていたのですが、医療法人とはいえクリニックのサイトでまさかサーバーに影響するほどの「バズり」は予測していませんでした。

クリニックがWEBでPR広告を出すことは厚生労働省の「医療広告ガイドライン」に則る必要があります。広告を出さずにアクセス頻度を上げる施策をすることは、健康な社会創りの貢献度も上がることにつながると思います。
当社ではWEBサイトの調査も行っております。

・WEBサイトはあるけど、本当にアクセスされているのだろうか?
・どうもアクセス数が全然上がっていないようだ?
・古くなってきたように思うのでそろそろリニューアルしたい。
・個人向けサイトなのにスマートフォンに最適化されていない。
・SEO対策をもっと掘り下げてみたい。

など、ご相談がございましたらお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせはこちらまで!

この記事を書いた人

ターニャPROFILE
グラフィックデザイナーを目指して入った学校ではまだDTPもWEBもない時代。
その後、一向社の制作部に入って数年後に仕事でMacの存在に触れ、会社で初めて使ったツールはMacintosh IIfx(ツーエフエックス)。最初AIのVer.3.0やPSのVer.2.0あたりを必死に学んだ後はなんやかんやで社内では年長者になり、現在もなおツールの進化とアプリの進化にOJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)中!(笑)
現在の専門はWEBと映像編集など。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ人は、こちらの記事も読んでいます。